ピアノの音っていい響きだなぁ〜♫
しかも脳にいいらしい・・・!?
あ、おハル〜!!
ん?
おーい、おハル〜〜〜?
あ、ポコペン!ごめんごめん。考えごとしてた〜!
考えごと?聞いてもいい?
うん、ピアノ弾けるようになったら賢くなるかなって。
あ、ぼくもソレ聞いたことある〜!
賢くなるの!?
どうなんだろう?
でも右手と左手バラバラに動くだけでも脳に良さそうじゃない?
確かに!
でも実際はどうなんだろうね?
そうだよね〜
そしてぼくまだピアノ持っていない・・・
こんにちは、元ピアノ・リトミック講師のさいだえりです。
習い事で今でも上位にランキングされるピアノ。
お子さまにピアノを習わせるかどうか悩んでいるお母さんたちは多いと思います。
今回はそんなお母さんたちへ30年のピアノ経験から感じていることをお伝えします!
まず、ピアノを習うメリットです。
ピアノ習い事のメリット
脳の発達と集中力の向上
ピアノを習うと目、指、耳、脳をフル活用するので、脳の発達に良い影響や刺激を与えます。
また集中力や記憶力も高まり、右脳と左脳の発達のバランスが良くなると言われています。
表現力と創造性の育成
ピアノを弾くときは楽譜から作者の意図を読み取って表現していくので、表現力が身に付きます。
また先生や他の生徒さんとコミュニケーションを取ることで協調性も自然とできてきます。
自分自身のアイデアを音楽に込める創造性も育ち、自信や達成感を感じられるようになるでしょう。
自己成長と自信の養育
ピアノは練習を通じて少しづつ上達していくものです。
急には上手くなれませんが、継続することでお子さんは自分の成長を実感して、自信をつけることができます。
また、1曲を完成させることや発表会で弾くことを通して成長していく様子が、お子さま自身やお母さんにも目に見えて分かります。
30年弾いてきましたが、ピアノを習っていてよかったと自信を持って言えます!
私個人の話になりますが、
ピアノの練習に限らず、やりたい事に対しての調べる、聴く、考える、想像(創造)する時に無心になれる集中力を持てました。
ピアノ演奏での表現だけでなく、絵や言葉、写真など幅広いジャンルで表現に応用をすることができました。
また、ピアノを弾く指はとても繊細な動きやタッチになります。
なので指先の感覚はとても敏感です。
これは大人になってから、一般職を経験して気がついたことですがこの指の感覚があるから器用にこなせたことがたくさんありました。
ピアノをやめたとしてもこの感覚は無くならないので、一生物の器用さが身に付きます!
次に、デメリットもお伝えします。
ピアノ習い事のデメリット
継続的な練習の必要性
ピアノは習い始めるだけでは上達はしません。練習時間と努力が必要です。
毎週のレッスンに通って、お家でも毎日練習しなければ上手くなりません。
お子さまが続けられるようにお母さんはもちろん、家族みんなの支えが必要になります。
経済的な負担
ピアノの習い事は費用がかかります。
楽器の購入やメンテナンス費、レッスン料、練習教材などに費用を準備をしておく必要があります。
また、1〜2年ごとの発表会への参加費用、衣装準備も必要になります。
楽器の置き場所
ピアノは大きな楽器です。
家庭用のアップライトピアノでも重さが約210kg〜270kg、高さ121〜131cm、横幅147〜156cm、奥行き60〜68cmもあります。
また最低でも畳3畳分は確保しないと弾けません。響きや導線を考えると最低6畳は欲しいです。
音がご近所に迷惑にならないように配慮も必要です。
また、調律という音を整えるメンテナンスが毎年必要になります。
このようなデメリットはありますが、ピアノの魅力はこれらを上回ります。
最近は電子ピアノもアコースティックピアノ(木製の、昔からある一般的なピアノの呼び方)のタッチに近いものが出てきているので費用や置き場所問題は解決しやすいかもし出ません。
習い始めたばかりの発表会では、お母さんと連弾をすることもよくあります。
幼い頃に親子で一緒に練習や演奏する時間は、特別な絆を築くきっかけとなります。
お子さまがピアノを習うことで得られるメリットは計り知れません。
ピアノは音楽の言語
ピアノは音楽の言語であり、心を豊かにします。
お子さまがピアノを通じて表現する喜びや感動は言葉では言い尽くせません。
ピアノは心を癒し、ストレス解消にも効果的です。
お子さまの感性を磨き、創造力を引き出す手助けとなります。
また、ピアノは他の楽器や歌との合奏の機会も広がります。
チームワークや協調性を育みながら、共に音楽を奏でる喜びを味わえます。
合唱コンクールでの伴奏や指揮で活躍する機会も出てきます。
そこでまた、自信と達成感が生まれます。
もしもピアノを辞めてしまっても、将来お子さまが他の楽器や、流行りの歌に興味がでたときにピアノの経験が役立つことは間違いありません。
ピアノを習うことにはデメリットも存在しますが、メリットの方がはるかに多いです。
継続的な練習やそのサポート、家計の調整などが必要ですが、その努力はお子さまの成長と喜びに繋がります。
お子さまが成長してから、ピアノを習っておいて良かった!という場面はきっと出てきます。
目標に向かって進んでいく姿を見ることは、お母さん自身にも大きな自信と喜びを与えてくれるますよ。
まとめ
最後に、ピアノの素晴らしさを改めてお伝えします。
幼い頃のピアノの時間は特別な経験で、人生を豊かに彩ります。
ピアノを通じて得られる喜びや成長は、言葉では表現しきれないほどのものです。
ご家族にもぜひピアノの魅力を伝えてあげてください。
ピアノは家族の会話が生まれ、絆を深めるきっかけも与えてくれます。
これからはじまるお子さまとの素晴らしい人生とピアノの旅を、心から応援しています!!
コメント